効率性の観点から仕事を見直したら無駄だらけな件
1週間ほど仕事で深夜帰りが続いてます。
データやヒアリングの内容をまとめた報告書を書く仕事で、性質上、客観的な「完成」がありません。
だから、上司が完成と判断したら、報告書関連の仕事は終わりで、あとはクライアントに説明する流れです。
この、「上司が完成と判断したら、」がほんとにクセもので、上司の気分によるところが大きいです。
で、上司は何を見て判断するかというと、作成者の疲労度を見て限界まで改善させているように見えます。
8割程度作成した1回上司に確認するのですが、そのときは通った表現が最終チェックでNGになるなんて、ザラにあります。
前に見たのに、とは思いますが、真剣に見てないんでしょう。
で、最終的に上司が何を軸に完成としているのかと言えば、結局は時間な気がします。
報告書が完成したから早くあがろう!とかそういう気概はなくて、
深夜帰りが続いてます、というアリバイ作りをして、クライアントに持っていく感じ。
ゴールが時間だから、タイムアップまで瑣末な指摘や、念のための追加情報などの作成を続けることになります。
で、ほんとはどこまで必要なの?というと、
そんなのはクライアントすらわかっていなくて、なんかいい感じにいろんな人に納得してもらえるレポート、
というふわっとした言葉でしか定義できていません。
だから、完成のための深夜残業は良いものとされています。
タイムアップまでにどこまで走れるか、持久走をしているイメージですかね。
走った距離は誰も測定できませんが、タイムアップまで走ったことだけはわかります。
なら、ゆっくり歩いてタイムアップまでいても、ダッシュしていても、変わらないんですよね。
そこは信頼関係で全速力で走ってよ、というのが会社の主張なんでしょうが、
ゴールはなくて、ただタイムアップまで走る必要がある、という状況なら、どうなるのかわかりますよね。
ゴールの擦り合わせがうまくいってなくて、無駄な時間を過ごす、典型的な事例にいるのだとわかりました。
なんとかしたいものです。